車のエンジンが突然かからなくなり、修理も難しいため買い替えを考えています。動かない車の「下取り」はさすがにできないですよね?
故障して動かなくなった車を買い替える際、下取りに出せるかどうかは経済的な負担に大きく影響します。もし廃車にする場合、その費用も考慮する必要があるため、車の予算が変わる可能性があります。 本記事では、動かない車でも下取りや買い取りが可能か、そして売却時の注意点について詳しく解説しています。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
車が動かなくなる主な原因
車が動かなくなる主な原因は、以下のとおりです。 ●バッテリーが切れている ●故障している ●エンジンがかからない ●車検が切れている 車にはバッテリーが搭載されており、バッテリーから供給される電気で、エンジン始動用セルモーターやエアコン、ヘッドライト、パワーシートなどが動作します。バッテリーは、停止時のライト消し忘れやエアコンの使い過ぎ、寿命などで上がることが多いです。バッテリーの寿命は一般的に2~3年とされています。 車は多くの部品で構成されており、どれかの部品に故障や不具合が生じると、車が動かなくなることがあります。例えば、トランスミッションやエンジン、エンジン周辺の電気回路に問題が発生すると、車が動かなくなるだけでなく、修理費も高額になりがちです。 車検が切れた車は公道を走行できません。公道を走行すると、道路運送車両法第58条にもとづき、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。また、自賠責保険が切れている場合は、自動車損害賠償保障法第5条により、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
動かない車でも買い取りできる場合がある
故障などで動かなくなった車でも、買い取りや下取りを行ってくれる業者はあります。そのため、「動かないから」といって諦める必要はありません。 ただし、正常に動く車と比べると、買い取り価格が大幅に下がる可能性があります。また、業者や車の状態によっては、買い取りができず、引き取り時に手数料が発生する場合もあります。廃車の場合は、解体費用や運搬費用、リサイクル料金などの負担が必要です。 まずは、車を購入予定のディーラーや中古車販売店に、動かない車でも下取りが可能か問い合わせてみましょう。下取りが難しい場合は、他の業者での買い取りを検討する必要があります。問い合わせる際には、車の状態を正確に伝えることが大事です。