DeNA・戸柱がMVP「野球人としてすごい成長できると思えたCSでした」
(JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ、巨人2-3DeNA、第6戦、DeNA4勝3敗、21日、東京D)DeNAは巨人に逆転勝ちで、7年ぶり4度目の日本シリーズ進出を決めた。全6試合で先発マスクを被り好リード、打撃でも本塁打を含む6試合連続安打をマークした戸柱恭孝捕手(34)がMVPに輝いた。 【写真】九回、DeNA・牧秀悟が勝ち越しの適時打を放つと感情をさらけ出した 山本、伊藤と主力捕手を欠く中で奮闘した戸柱は「本当にほっとして、良かったなと言うのがまず一番でした。一試合一試合を戦っていこうと、バッテリーは特に話していたので。自分がMVPとか目標というよりは、一試合一試合をみんなで戦っていこうとずっとやっていた」と振り返った。 今季はレギュラーシーズンでは自己最少46試合の出場に終わったが「今年一年を振り返ると控えというか、サポート役というか、後ろでいくことがやっぱり多かったので。それで一年間ずっと準備をし続けてきて、改めて緊迫した場面で試合に出ると成長できるというか、年齢に関係なく野球人としてすごい成長できるなと思えたこのCSでした」と明かした。 前回日本シリーズに進出した2017年も主力としてプレーしていたベテランは「前回はやっぱり2年目だったので、周りが見えていないというか、一生懸命プレーをやっていたんですけど、今回に関してはチーム全体が自分的には見れていますし、投手も野手も。前回と違う感覚でできた」と語った。