「ジンチェンコや冨安健洋らもいるし…」レンタル中のティアニー、アーセナル復帰の可能性は?
現在レアル・ソシエダに期限付き移籍中のDFキーラン・ティアニーは、所属元アーセナルを離れる可能性があることを認めている。 冨安健洋は現地イギリスでどう評価されている? 2019年にセルティックから加入し、アーセナルで公式戦通算124試合に出場したティアニー。2021年にはキャプテン就任も噂されるなど重要な存在となっていたが、昨季オレクサンドル・ジンチェンコの加入によって出番が減少することに。そして今季は、ソシエダへのレンタル移籍を選択していた。 ソシエダではケガの影響もあって22試合の出場に留まる状況だが、シーズン終了が近づく中で去就が話題に。アーセナルとの契約は2年間残っているが、『The Athletic』のインタビューで退団する可能性が高いことを示唆した。 「あらゆるチャンスはあるよ。でも、今(アーセナルで)そのポジションの選手層の厚さを見てよ。ジンチェンコに(ユリエン)ティンバー、冨安健洋、(ヤクブ)キヴィオルがいるんだ。4人もプレーできる選手がいる。僕は馬鹿じゃないし、戻ってきても同じ状況なら移籍する可能性は高いとわかっている」 「それでも、サッカーは絶対にわからないものなんだ。数年間良いシーズンを過ごした後に戻ってきた(ウィリアム)サリバのケースは稀だ。4年間プレーして退団し、その後に戻ってきた選手は多くない。僕が戻るための場所があるならば、そうなってもいいけどね。両方の準備ができているよ」 来月には27歳となるティアニーだが、「キャリアは一度しかない。それがどれくらい長いのか、短いのかもわからない。だからできることすべてを試し、最大限に生かさないとね」とし、さらに続けた。 「自分がスペインやイタリアでプレーしている姿が見えたんだ。ラ・リーガは大好きだよ。素晴らしいリーグだし、今季は本当に楽しんでいる。だけど、色々な場所へ飛び回りたくはない。もっと順応して、頑張っていきたいね」