【セーリング】岡田奎樹・吉岡美帆組が20年ぶりメダル獲得の快挙 ペア結成秘話は岡田が“頑張り屋さん”の吉岡を誘う
セーリング混合470級で日本勢20年ぶりとなるメダルを獲得し、銀メダルに輝いた岡田奎樹・吉岡美帆組が、ペア結成秘話や今後の目標を語りました。 【画像】ヨットの上で笑顔のガッツポーズをみせる岡田・吉岡ペア 東京オリンピックでは互いに男女別の470級に出場。しかし、吉岡選手は東京オリンピック終了後、次の大会であるパリオリンピックへの出場を悩んでいたと言います。ここで吉岡選手に声をかけたのが岡田選手でした。 岡田選手からのLINEやセーリング仲間からの声がけもあり、吉岡選手は「次のパリオリンピックでは絶対にメダルが欲しいと思っていた。岡田選手とならそれを叶えられるのかなと思った」と混合470級でのオリンピック出場を決意し、岡田選手とペアを結成。 結果的にパリオリンピックでは、2004年アテネオリンピック男子銅メダルの関一人、轟賢二郎組以来20年ぶりのメダル獲得となりました。 目標のメダル獲得を成し遂げたパリオリンピックを終えて、お互いの印象について、岡田選手は「(吉岡選手は)すごく頑張り屋さんですし、コツコツと努力をし続けることができる選手」と語り、吉岡選手は「(岡田選手は)セーリングがすごく好きなんだなと思うくらい熱い心を持っていて、オンとオフがしっかりしている。やらなきゃいけないところは一緒に鼓舞してくれて引っ張っていってくれます」と語りました。 今後に向けて、岡田選手は「正直金が良かった。うれしさもありますけど、悔しさもあるので、次は金を取れるようにチャンスがあるならば挑戦したいなと思います」とロサンゼルスオリンピックへの出場に意欲。吉岡選手は「今回銀メダルを取ったことで、セーリングをたくさんの人に知ってもらえたので、日本のセーリング界を発展させられるようにセーリングに関わり続けたいと思います」と語りました。