Classiが動画サービスを「学習トレーニング」に搭載、個別最適な学びを支援
Classi株式会社は、同社の教育プラットフォーム「Classi」において、個別最適な学びを支援する「学習トレーニング」に動画サービスを搭載したことを発表した。 【画像】自主学習機能 Classiは、全国の高校約1,000校が活用したWebテスト「Classiチャレンジ」とWebドリルを進化させ、生徒一人ひとりの回答に合わせてAIが最適な「おすすめ問題」を提示する、学習トレーニング機能(学トレ)を提供している。 学トレは、生徒が模試の結果から個人で自律的に学習を進められる「自主学習機能」と教員が課題を配信し、その結果から個人に合わせた学習課題を提案する「先生課題配信機能」を搭載しているのが特徴だ。 同社は、生徒が短時間で授業内容を復習したり、振り返ったりすることで、単元の基礎固めができるように、自主学習の小単元一覧画面と課題学習の答え合わせ画面などに解説動画のリンクを追加。自分のペースで動画を視聴できるようにした。 動画は、高校の英語・数学・国語から提供を開始。短時間で効率良く単元の理解を深められるように5分程度の内容としている。同社によると、生徒は隙間時間に動画を視聴しており、得意な単元は2倍速、苦手な単元は0.8倍速で再生したり、一時停止したりしながら学習を進めているという。 学力を身に付けるには、「問題を解けた=できた」という体験が重要となるが、問題を解くには「単元を理解できる=わかった」というプロセスが重要だ。同社が考える学習の流れは、学力を確認する演習問題のほか、理解を促す動画を提供することで、「できた」と「わかった」が補完し合うことを目指している。
こどもとIT,編集部