昨年度優勝者の岩﨑亜久竜、今季4勝の平田憲聖、日本オープン前日に何を語る?
平田「フェアウェイを狙う正確なショットで優勝を」
今年7月のセガサミーカップから、わずか2カ月余りの期間に4勝を挙げている平田。もし今大会で勝つと23歳10カ月17日でツアー通算7勝・年間5勝の達成となる。年間5勝は1973年の尾崎将司(26歳9カ月4日)が現在の最年少記録となっているため、この記録を大きく更新することになるうえに、生涯獲得賞金も2億円を超え、賞金王への階段も一気に駆け上がる。 昨日に続き雨天ではあったが、練習ラウンドした印象を尋ねると「とにかくラフが長くてグリーンも小さかったので、いかにフェアウェイをキープできるかがキーだと思います。日本オープンというタイトルはみんな欲しいと思っているでしょうし、自分もその中の1人。毎年セッティングが難しいですし、全てにおいて優れていないと優勝できないと思うので、その点でも勝ちたいという気持ちがあります」と優勝を狙う気持ちを明かした。 勝ちを重ねたことで自信がついているのか気になるところだが「シーズンに入ったときと今と、あまり変わらずいつも通りという気持ちです。ショットもパットもショートゲームも全ての面で少しずつレベルアップしたいと思っていつも練習しています」と普段と変わらないメンタルを維持している様子。 「今回のコースは全ホールそれぞれに特徴や攻め方があって、全部難しいんですが、パー5がパー4になっている3番と15番は距離が長いですし、特に難しいなと思いました。明日以降、今日までとは違って晴れて、コンディションが変わるというのもありますが、4日間アンダーで回るというのはちょっと現実的に考えられないです。ただ、それができれば、いい位置に入るんじゃないかと思うので、頑張りたいですね」 絶好調の平田憲聖が狙う先はもちろん“優勝”。メジャー2勝目を成し遂げることができるのか注目しよう。 初日は、7時45分に10番ホールから賞金ランキング5位の米沢蓮、2位の金谷拓実とスタートする。
みんゴルツアー担当