大谷翔平（右）とベッツ

　MLB公式サイトは9日（日本時間10日）にフアン・ソト外野手（26）がメッツと15年総額7億6500万ドル（約1162億円）で合意したことを受け、来季の最強コンビを発表した。トップに選んだのはドジャースの大谷翔平投手（30）とムーキー・ベッツ内野手（32）のコンビだった。 　今季のア・リーグMVP投票で3位だったソトが、ナ・リーグMVP投票2位のフランシスコ・リンドア内野手（31）とコンビ結成。「なかなかいいコンビだと思う。しかし、2025年の最高のコンビでしょうか」と投げ掛けると「我々はこの2人を忘れたわけではない」と大谷とベッツのコンビに軍配を上げた。 　同サイトは「このランキングに異論もあるだろう。大谷がマウンドに復帰したら走塁でそれほどダイナミックなプレーができず、ベッツは32歳だからだ」と前置きした上で見解を示した。 「大谷は二刀流選手として最後のシーズンのOPS1・066で、ソトがフルシーズンでこれまでに記録した数字よりも高く、ベッツはリンドアよりもエリートな打撃シーズンを過ごしてきた。さらに彼らの後ろには将来の殿堂入り選手、フレディ・フリーマンも控えているため、彼らは今後も安泰の予感がする」 　ソトとリンドアが2位。ソトが移籍したヤンキースはアーロン・ジャッジ外野手（32）とジアンカルロ・スタントン外野手（35）のコンビが9位だった。