アルプちゃんが武者に変身! 「松本城の日」10日お披露目 長野県松本市
長野県松本市のマスコットキャラクター・アルプちゃんが兜(かぶと)と鎧(よろい)を身に着けた「甲冑(かっちゅう)アルプちゃん」が、松本城公園で10日に開かれる「松本城の日」イベントでデビューする。今までのアルプちゃんの別バージョンとして、主に松本城のイベントに出演する。 甲冑アルプちゃんは鎧兜を装備し、刀を持つ。ただ、兜には花の飾りを付けていて、かわいらしさは健在だ。 アルプちゃんは「北アルプスの妖精」で、平成19(2007)年の市制施行100周年のマスコットキャラクターとして誕生した。帽子は北アルプス、服は豊かな自然を表す緑色、楽都をイメージしたバイオリンを持っている。花いっぱい運動の発祥地であることから花の飾りを頭に付け、市民の人気が高い。 松本観光コンベンション協会が平成25年に甲冑アルプちゃんをデザインした。国宝・松本城の世界遺産登録を目指す地元の運動を応援しようと、甲冑アルプちゃんのストラップが販売されている。 甲冑アルプちゃんは10日午前10時から、松本城公園の旧博物館前で世界遺産登録をPRするグッズを配る。市文化振興課の小林明日美さんは「これまでのアルプちゃんと併用し、甲冑アルプちゃんが活躍する機会を設けていきたい」と話している。
市民タイムス