「神の魔法の杖に触れた」17歳、ヤマルがすべきことは?スペイン代表監督「道を踏み外した選手もたくさんいる」
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、17歳でチームの中心となったFWラミン・ヤマルについて語った。 17歳ヤマルが受賞する可能性は?バロンドール2024パワーランキング バルセロナの下部組織からわずか15歳でトップチームデビューを飾ると、すでに公式戦62試合で12ゴール14アシストを記録してきたヤマル。世界屈指の名門でデビュー直後から欠かせない存在となると、スペイン代表としても16歳で初キャップを記録。今夏のEURO2024では全試合に出場、1ゴール4アシストで優勝の立役者となった。 今季もラ・リーガ9試合で4ゴール5アシストをマークし、今や世界最高レベルのアタッカーの1人として大きな期待を背負うヤマル。そんな17歳FWについて、デ・ラ・フエンテ監督が『ムンド・デポルティーボ』のインタビューで語った。「特別な存在」であると絶賛しつつも、今後の成長について持論を展開している。 「こういったタイプの選手に共通する特徴は、成熟だ。彼がこの感覚を持っているのを見ると、神の魔法の杖に触れた存在、特別な選手だと言わざるを得ないよ。17歳だが、同年代の少年とはまったく違う。遥かに成熟しており、強い責任感を持ち、どんな提案や状況も解釈してくれる。素晴らしい人間だからね」 「しかしそうしたタイプの中で、道を踏み外した選手をたくさん見てきた。必要以上に早く歩くという間違いを犯さないでほしい。台無しになってしまう可能性だってあるんだ。彼がうまくプレーできるよう、本当に重要な何千ものディテールをコントロールしていかないとね」