“赤い彗星”東福岡が阪南大高を撃破でベスト8進出! 上田西が矢板中央を下し、初出場・東海大相模と6発快勝・堀越も名乗り!【選手権3回戦】
堀越の三鴨は4ゴール荒稼ぎで得点ランクトップに
[高校選手権・3回戦]1月2日 1月2日、第103回全国高校サッカー選手権の3回戦・第1試合の4ゲームが首都圏4会場で開催され、熱いバトルが繰り広げられた。 【動画】堀越のエースFW三鴨が前半だけでハットトリックを達成! 東福岡と阪南大高の強豪対決は、さっそく前半8分に試合が動く。東福岡はショートカウンターからMF神渡が中へ仕掛けてパス、最後はエースのFW伊波が冷静に流し込んで均衡を破った。しかしその後は両チームともなかなか決定的な好機を掴めず、後半に入ってもスコアは変わらない。終盤の阪南大高の猛攻を弾き返した東福岡が1対0で激闘を制している。“赤い彗星”の選手権ベスト8入りは実に8年ぶりだ。 駒沢会場では松山北と堀越が激突。こちらも早々にスタンドを沸かせる。前半7分、MF渡辺隼のパスを受けて抜け出したFW三鴨が、飛び出したGKの鼻先を抜くループショットで先制。さらに三鴨は16分にも左足で25メートル弾を蹴り込んでこの日2点目をゲットする。ラッシュは止まらない。25分には三鴨の落としをFW髙橋が豪快に決めて3-0。その後松山北に1点を返されるも、DF森奏がCKから加点すると、三鴨は前半だけでハットトリックを達成した。後半も攻勢を緩めなかった堀越は、三鴨に4発目が飛び出すなど6対1の大勝。2年連続の8強進出を果たした。 矢板中央vs上田西の一戦は、キックオフ直後にPKのチャンスが訪れる。上田西はこのピンチをGK牧野のファインセーブで切り抜けると、前半11分に歓喜の瞬間に沸いた。DF和泉のミドルを相手GKが弾いたところをDF東風谷が押し込んだのだ。矢板中央の反撃を懸命に食い止めていた上田西は後半21分、待望の追加点を奪う。ロングスローからFW柳沢がネットを揺らした。試合はこのままタイムアップ。上田西が強豪・矢板中央を2対0で下して準々決勝に駒を進めた。 初出場組で唯一ベスト16に進出した東海大相模は東北学院と対峙。前半5分、MF小林晄のヘディング弾がバーに当たってわずかにゴールラインを割り、先取に成功する。以降は一進一退のじりじりした攻防が続き、次の1点は前半アディショナルタイムに生まれた。東海大相模はロングスローからDF塩田がドンピシャヘッドをねじ込んでリードを広げる。後半は東北学院に攻め込まれる時間帯が続いたがなんとか耐え凌ぐ、後半31分、FW辻がチーム3点目を決めて趨勢を定めた。 3回戦・第1試合の結果は以下の通りだ。 【1月2日/3回戦・第1試合】 東海大相模(神奈川) 3-0 東北学院(宮城) 東福岡(福岡) 1-0 阪南大高(大阪) 堀越(東京A) 6-1 松山北(愛媛) 上田西(長野) 2-0 矢板中央(栃木) 構成●高校サッカーダイジェスト編集部
【関連記事】
- 【画像】広瀬すず・ガッキー・永野芽郁・川口春奈! 初代から最新20代目の月島琉衣まで「選手権・歴代応援マネージャー」を一挙公開!
- 「女でも惚れる!」開会式で“16歳の20代目”が魅せたキュートさにネット騒然!「聖地に天使が舞い降りた」「大物女優の予感」【選手権】
- 【画像】帝京、国見、鹿実、市船、静学、東福岡… 名門・強豪校別の「歴代ベストイレブン」を一挙紹介!
- 「ほんとに高校生かよ」「別格感」4発完勝で初戦突破のプレミア王者・大津にネット沸き立つ「3点目上手すぎてびっくらこいたわ」【選手権】
- 「大番狂わせだ」「早すぎる」前回王者・青森山田の初戦敗退に海外衝撃「レアル・マドリーが国王杯1回戦で負けるようなもの」【選手権】