インフルエンザ、埼玉県で学校閉鎖…東京都が流行入り
都内の今シーズン(2024~2025年シーズン)の定点患者報告を年齢階層別にみると、5~9歳がもっとも多く、14歳以下の未就学児・小学生・中学生年代が6割近くにのぼる。インフルエンザウイルス検出状況によると、A型の「AH1pdm09」が85.7%を占めている。
インフルエンザは例年、12月から3月にかけて流行する。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が比較的急速に現れることで知られており、一般の風邪のように喉の痛み、鼻水、咳などの症状もみられる。東京都では今後、本格的な流行が予想されるとして、こまめな手洗い、消毒、咳エチケットなどの基本的な感染防止対策を心がけるよう呼びかけている。
リセマム 奥山直美