CT125にハイカム+サブコンは敷居が低くて効果絶大。パワーアップの最適解!取り付け方全部教えてもらいました
バイクのパワーアップというとボアアップとか色々あるけど、最初にオススメしたいのがハイカム。比較的価格も抑えめだし、取り付けもそこまで敷居が高くない。なのに効果は絶大。昔の鉄カブなんかでは、ボアアップしてもあまり効果を実感できなかったけど、排気量ノーマルでハイカムつけた方が効果覿面だった、なんて話もよく聞くのよね。今どきのハンターカブではちょっと事情が変わるかもだけど。というわけで今回はキタコのハイカムと、同じくキタコのI-MAP。いわゆるサブコンね。あと、キタコのハイカム+IMAPはJMCAマフラー同時装着を推奨しているので、デルタのバレル4-S MINIサイレンサーを組み合わせて装着してみたよ。 【画像】取り付け工程の詳細・必要工具などを写真で見る(69枚)
パワーを上げたいならまずはハイカム
ハンターカブを買ったらどうしてもやりたいことがあったのよ。それがハイカム+サブコンの導入。自分のハンターカブ(JA55)は、基本的に良く走るし気に入ってるんだけど、ちょっと低回転のトルク感が物足りなく感じる時があるのよ。自分がカブシリーズを好きな理由の一つとして、走り出しのパンチがあるんだけど、ハンターの場合はもう少しグワッときても良いかなー、と。 トルクとかパワーをなんとかしたいなら、エンジンカスタム。エンジンカスタムというと、一番最初に手をつけるのはマフラー交換って人が多いと思うのよ。見た目も変わるし、音も変わるし、軽くなるし良いことづくめ。じゃあその次になにするかってってとこで、ハイカムをすすめたい。 マフラー交換することで特性変化はあっても、マフラーだけでパワーアップというのはなかなか難しい物らしいのよ。でもハイカムなら確実にパワーがあがる。パワーが増すってことはガソリンを燃やす量も増えてるから、燃費も多少は悪くなるけどそれは仕方ない。ハンターカブは燃料タンクも大きいし、元々の燃費も良いしちょっとくらい余裕でしょ。 ちなみに、ハンターカブ以外にスーパーカブ90(HA02)も持ってるんだけど、そちらはボアアップ・ハイカム・ヨシムラYDキャブと、割とてんこ盛り。インジェクションであるところのハンターカブだと、ボアアップ・ハイカム・ビッグスロットルボディ・サブコンってコースになるかな。でも、ハンターカブは125cc※なのでボアアップすると原付二種じゃなくなっちゃうのよね。いつかはやってみたい気もするけど、とりあえずは敷居の低いハイカムから。というか、ハンターカブはノーマルでも別に遅くないからね。ハイカムだけで十分かと。 ※カタログ値124cc ハイカムは各社から出てるけど、今回はキタコのハイカム タイプ1。タイプ1は中低速向けでタイプ2ってのもある。ただ、タイプ2に関してはボアアップエンジン向け。なんでこれを選んだかというと、中低速向けって明示されてるのよ。中低速のパンチが欲しい自分にはベストでしょ。 公式サイトのトルクカーブを見るとこんな感じ(左写真)。6000rpm以上でのトルクはノーマルと比較して圧倒的なんだけど、低回転でもノーマルよりトルクが出てる。