「今後2週間以内に獲得」アーセナルが若手有望FWを迅速な交渉で獲得か?オファーの提示額は不足も「EURO前の合意を望む」
マンチェスター・シティと勝点2差、あと少しのところで今季もプレミアリーグ優勝を逃したアーセナル。来季こそ優勝を勝ち取るために、新しいストライカー獲得に向けて早速動いているようだ。英メディア『TEAM TALK』は、多くのビッグクラブが注目する若手有望選手を2週間以内に獲得する可能性が高いと現地時間3日に報じていた。 【動画】すごすぎ!? 冨安健洋のアーセナル初ゴール! アーセナルが獲得に動いていると伝えられているのが、ブンデスリーガ・RBライプツィに所属する弱冠21歳のベンヤミン・シェシュコだ。同選手は、今季リーグ戦31試合に出場し、14ゴール2アシストとストライカーとして印象的な数字を残している。 データサイト『FBREF』によると、同選手は90分あたり0.81ゴールを決めている計算になり、これは今季のブンデスリーガの中で8番目に優れた数字だ。また、xG(ゴール期待値)は7.7で、実際に決めた14ゴールと比較すると、期待値よりも2倍近い得点を奪ったことになる。今季、絶対的なストライカー不足に頭を悩ませていたアーセナルにとって、決定力のあるシェシュコは「長期的なクラブの解決策になるだろう」と同メディアは強調していた。 すでにアーセナルは4700万ポンド(約84億円)でオファーを出したと報じられているが、報道によるとシェシュコの契約解除金は5500万ポンド(約99億円)。つまり、両クラブの選手に対する評価には800万ポンドの開きがあることになる。 もっとも、同メディアは、「シェシュコは間違いなく世界クラスのストライカーになる素質があり、プレミアリーグへの移籍は彼にとって魅力的だと考えられている」と指摘した上で、「6月14日にドイツで開催されるEURO2024前の合意をすべての関係者が望んでいる。そのため、アーセナルは今後2週間以内に同選手を獲得することが予想される」と、迅速な交渉で契約がまとまる可能性も高いと報じていた。
フットボールチャンネル編集部