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　セリエA第5節が21日に行われ、レッチェと日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマ・カルチョが対戦した。鈴木は第3節のナポリ戦でイエローカード2枚により退場処分に。出場停止が明け、2試合ぶりに先発復帰を果たした。 　32分にホームのレッチェが先制する。イルベル・ラマダニのスルーパスにパトリック・ドルグが抜け出すと、GK鈴木との1対1を冷静に制してゴールネットを揺らした。後半に入り47分にレッチェはフレデリク・ギルベール、パルマはマッテオ・カンチェッリエーリが一発退場に。10人対10人となった中、ニコラ・クルストヴィッチが強烈な直接FKを叩き込み、レッチェがリードを広げる。 　追いかけるパルマは後半アディショナルタイム3分、古巣戦となったポントゥス・アルムクヴィストが1点を返す。さらにその3分後、パルマはCKのチャンスを得ると、鈴木もゴール前に上がり総攻撃体制に。すると、そのCKの流れからアントワーヌ・エノーのヘッドが決まり、アウェイのパルマが劇的ドローに持ち込んだ。 　試合は2対2で終了。パルマは連敗を2でストップし、3試合ぶりに勝ち点を獲得した。次節、レッチェはアウェイでミラン、パルマはホームでカリアリと対戦する。 【スコア】 レッチェ　2－2　パルマ・カルチョ 【得点者】 1－0　32分　パトリック・ドルグ（レッチェ） 2－0　59分　ニコラ・クルストヴィッチ（レッチェ） 2－1　90＋3分　ポントゥス・アルムクヴィスト（パルマ・カルチョ） 2－2　90＋6分　アントワーヌ・エノー（パルマ・カルチョ）