【県立高校】構想では10年後には22校が減少 県立高校の将来を話す有識者会議【新潟】
少子化により、学びの環境も、変化を余儀なくされています。県立高校の将来構想を話し合う有識者会議が開かれ、県教育委員会は10年後に、県立高校が22校減少するとの構想を示しました。 【動画】【県立高校】構想では10年後には22校が減少 県立高校の将来を話す有識者会議【新潟】 きのうの有識者会議で県教育委員会は、来年3月までの策定を目指す「県立高校の将来構想」の「案」を示しました。この中で、中学校を卒業する生徒が来年からの10年間で約4000人減ると推計。2034年春には県立高校の数が、来年度の86校から22校減り、64校になるという見通しを明らかにしました。 募集学級数も、来年度から10年間で89学級減少する見通しです。 ◆佐野哲郎教育長 「統廃合に焦点があたりがちだが、将来構想はいかに県立高校を良くしていくか、生徒に選ばれる高校にしていくかが大事なポイント」 県教育委員会は来月、県内10カ所で説明会を開くほか、県民からの意見も募集します。今後10年で、県立高校の4分の1が無くなるとの見通しに、花角知事は… ◆花角知事 「単純にこのまま高校を維持すれば1学年1クラスや2クラスという小規模校になってしまう。それは子どもたちの学びを支えていく意味では難しい」 県立高校をめぐっては、去年7月に県が出した再編整備計画で新潟市の新潟北高校と豊栄高校を2026年度に募集停止し、統合する方針が示されています。