短波ラジオ、誕生日がつないだ高校生と46年前の北朝鮮拉致「ノーベル平和賞」から得たヒント 鹿児島
福留さんは今月、指宿市で市川さん夫婦とともに署名活動を行いました。かたわらには、同じ作文コンクールで優秀賞を受賞した川内高校1年・羽島奈穂さんの姿もありました。 (市川修一さんの兄 健一さん・79)「人権問題に熱心に取り組むということは、素晴らしいこと、できないこと。これを生かしてこれからの人生をしっかり歩いてもらえばうれしい」 拉致問題にもっと関心を持ってもらうには?福留さんは、ノーベル平和賞授賞式のニュースを見て、1つのヒントを得ました。 (甲南高校1年 福留豪希さん)「被爆者の団体がノーベル平和賞をもらい、高校生などが一緒に活動をサポートしていた。それと同じ。若い世代がサポートしていくことによって、さらに活動の幅を広げられる」 被害者、家族ともに高齢化が進み、風化が懸念される拉致問題。若い世代も模索を続けています。
南日本放送