「首長入れ替え」発言の立花孝志氏、1月の兵庫・南あわじ市長選出馬を表明 兵庫県知事選に続き
17日投開票された兵庫県知事選に出馬し、自身の当選を目指さずに斎藤元彦前県知事(47)の支援をするとしていた「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が18日、自身のSNSに投稿したYouTube配信動画で、来年1月に行われる兵庫県南あわじ市市長選(2025年1月19日公示、26日投開票)に立候補する考えを明かした。 【写真】交際相手と靖国神社を参拝する立花孝志参院議員 立花氏は動画の中で、南あわじ市役所に携帯電話で電話をし「立候補をしたいと考えています」と伝えるなど、市長選の事前説明会の日程などを確認する様子を投稿した。対応した市の担当者から、11月23日に説明会が行われると聞くと「説明会は間に合いましたね」とつぶやき、「自ら行くようにしますので」「かしこまりました」などの市側とのやりとりも公開した。 南あわじ市は、斎藤氏と県知事選で争い、当初先行が伝えられたものの敗れた稲村和美・前尼崎市長の支援を市長が表明した、同県内22市の1つ。 立花氏は市側への電話を切った後「昨日、いろいろお世話になりました斎藤さんが当選された」とした上で、自身の両親のふるさとに近いという南あわじ市の市長選に、立候補する意向を表明した。「市長選に私が立候補します。まず先頭を切っていく。立候補予定で動いております」と主張した。 立花氏は兵庫県知事選が投開票された17日のYouTube動画で「県下の首長を少なくとも入れ替えていかないと。22の市長さんはそれを覚悟でやったわけですから。斎藤では俺は仕事できない、って言ったわけですから。その理由がまた明確じゃないから、ただ混乱させただけ」と指摘。選挙戦終盤の14日、兵庫県内の29市のうち22市の市長が「市長会有志」として兵庫県庁で記者会見し、稲村氏の支持を表明したことを念頭に痛烈に批判していた。自治体の首長が、選挙期間中に特定候補への支持表明をするのは異例で、稲村氏の選挙戦への影響を懸念する声も一部で出ていた。 「南あわじ市長選」「南あわじ市の市長」は18日、インターネット上のトレンドワードになっている。