【那須の注目宿】美しい水庭と地元食材のフレンチを楽しむ新しいオーベルジュ『那須 無垢の音』へ
施設内に大浴場はありませんが、スウィートヴィラの1棟ごとに専用の浴室が設けられていて、疲れた体をゆっくりと癒やすことができます。浴室の窓にはブラインドが設けられていますが、窓から外の自然を眺めることも! 暖かい季節には窓を少し開けて、半露天風呂として楽しむこともできます。 浴室や洗面所の蛇口から流れる水はすべて那須の天然水で、石造の湯船にお湯を溜めれば天然水のお風呂に浸かれます。実際に筆者も湯船に浸かってみましたが、天然水というだけあり、まろやかで肌あたりも優しい印象がありました。
ちなみに、リビングの大開口も、浴室の窓同様にブラインドを引いて隠すことができます。窓の外には人気がなく、ほかの宿泊者の視線が気になることもほとんどありませんでしたが、着替えの際や就寝時など、気になるときにブラインドを引けるのは安心でした。
肌触りのいいパジャマや、シャンプーにコンディショナー、ボディソープ、歯ブラシや歯磨き粉、ヘアブラシなど、アメニティも充実しているので、少ない荷物で宿泊できるところもうれしいポイント。スウィートヴィラ内にはフリードリンクのほかに、電気ケトルやコーヒーメーカー、紅茶なども用意されていたので、窓の外から聴こえるフクロウの鳴き声をBGMに、リラックスした時間を過ごせました。
ディナーは地域の食材をふんだんに使用したフレンチコースに舌鼓!
そもそも「オーベルジュ」とは、レストランを備えた宿泊施設のこと。オーベルジュ滞在の目的は食事をゆっくりと堪能することであり、『那須 無垢の音』では地域の食材をメインに使った本格フレンチコースを味わうことできます。
この日のコースは、那須で採れた新鮮な春野菜をメインに、「とちぎ和牛」のフィレ肉や鮑、白甘鯛などを贅沢に使ったモダンなフレンチメニューでした。 スッとナイフが通るほど柔らかいフィレ肉や歯応えのいい鮑はもちろん、グリルされたグリーンアスパラやポタージュされた菊芋など、野菜の味わい深さに驚き! 自然豊かな那須エリアで育まれた野菜はどれも風味豊かで、素材本来の甘みや旨みがしっかりと感じられます。