市場の熱気バロメーターが示す「ホットな資金」が向かう先
兜町の情報通である筆者が「市場の熱気バロメーター」として重視している指標から見えてくる、日本株市場の現状とは?(写真:とろみ/PIXTA)
日本株の底堅さ――。それをあらためて確認したのが、5月第3週金曜日・20日の日経平均株価だった。 アメリカのダウ平均株価は19日に前日比236ドル安と、その前日18日の同1164ドル安に続く下落相場、それも年初来安値更新となって戻ってきたものの、日経平均は高く始まり、終日、前日比マイナス水準もなく推移して、同336円高で引けた。 その割安感、出遅れ感、円安メリットなど、背景はあれこれ指摘されるが、要するに水が高いところから低いところに流れるがごとく、海外から日本に資金が還流していると考えればいいだろう。
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岩本 秀雄