Phormer における XSS の脆弱性 ~ 2007年届出 2024年公表
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月10日、Phormerにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社サイバーディフェンス研究所の福森大喜氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。 Phormer 3.35より前のバージョン Phormerには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。 なお、本脆弱性が修正されたPhormer 3.35がリリースされているが、開発者によると、当該製品は2007年に終了したプロジェクトでサポートは終了している。 また、JVNでは2007年8月に本件の届出を受理し、開発者との連絡を2023年10月に再開し公表に至った。
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