フレンチシェフが手がける和洋折衷なハンバーガーを島で食べる。
郷ノ浦のクラシックな下町をふらついてると、都心にあってもおかしくないカフェを発見。フランス料理を得意とする長野県・白馬のホテル『トロイメライ』で修行を積んだ大阪出身のシェフ、馬渡皓介さんが2022年にオープンしたハンバーガーショップ『ネイバーフッド』だ。1番人気の「ネイバーフッドバーガー」(¥1,000)は、手ごねパティを白味噌を合わせた自家製マヨネーズ、さらに企業秘密のソースで仕上げた、油っぽさやしつこさとは無縁の優しい味わい。 コンパクトだけど奥深い、神々が宿ると言われる神秘の島を1泊2日でエンジョイするためのミニガイド。
「自然はとことん満喫できるので、僕らは街としての魅力を高めていきたいと思っています。移住者や進学で出ていった子たちも、訪れたときにワクワクするような場所を作れたら嬉しいですね」と誰にでも親しみやすく、コンパクトに運営できるハンバーガー屋をスタート。ハンバーガーを片手に、地元の焙煎所から仕入れたドリップコーヒーをじっくり飲める。島に住む若い人が増えてきたと聞いていたけれど、地元にこんなお店があると移住のイメージがすんなりわいてくる。
インフォメーション
郷ノ浦港から車で3分。元旅館をリノベし、2人掛けのテーブルが7席ある広々とした空間。スタッフのシュンさんは東京出身で、無類のハンバーガー好きが高じてお店に参加。店主がNYのハーレムで食べた味を再現したチョップドチーズ(¥1,000)やスパイシータコライス(¥950)もオススメ。 ◯長崎県壱岐市郷ノ浦町本村触528 ☎︎080・6177・8454 10:00~18:00(バル営業 18:00~21:00) 月休 photo: Hiroshi Nakamura, text: Uto Fuya
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