八村塁、20得点、11Rで今季4度目“ダブルダブル” アジア人史上2人目通算3500点達成 レイカーズPOへ痛恨黒星
◆NBA レイカーズ120―134ウォリアーズ(9日、米ロサンゼルス=クリプト・ドットコム・アリーナ) レイカーズの八村塁がウォリアーズ戦で、今季37試合目の先発出場。約31分プレーして2戦連続2ケタ20得点、11リバウンドで、今季4度目の“ダブルダブル”をマークした。チームは120―134で敗れ、通算45勝35敗となり9位。上位6位までの直接プレーオフ進出へ混戦模様の中、痛恨の連敗を喫した。 八村はこの試合で、通算3500点を達成。アジア人では、ロケッツに所属したヤオ・ミン(姚明)以来、史上2人目の快挙。再び新たな歴史を刻んだ。なお、ヤオ・ミンはNBAで通算9247点を挙げている。 この日は、前戦を胃腸炎で欠場したレブロン・ジェームズが復帰して33得点。インサイドの要であるアンソニー・デイビスは、前戦の第1Qに目元を負傷し、欠場した。 次は12日(日本時間13日)に、グリズリーズと戦う。レギュラーシーズンは残り2試合。 八村は今季自身NBA5シーズン目を迎えた。シーズン序盤は、けがなどで離脱と復帰を繰り返したが、年明けからは安定したパフォーマンスが続く。 2月14日のジャズ戦では、キャリアハイの36得点を挙げ、6本の3Pを沈めた。また、この試合では、アンソニー・デイビスが39得点を記録。同一試合で2人の選手が35得点以上を取るのは、レイカーズでは2003年のコービー・ブライアントとシャキール・オニール以来となった。 3月26日のバックス戦では、16得点、自己最多14リバウンドで今季初の“ダブルダブル”を記録。次戦のグリズリーズ戦では、自己最多7本の3P成功含む32得点、10リバウンドと2戦連続“ダブルダブル”をマークした。3月は14試合中12試合で2ケタ得点を挙げた。
報知新聞社