阪神・今岡真訪打撃コーチ

　阪神は１４日、契約満了のため、今岡真訪１軍打撃コーチ（５０）の退団を発表した。 　今岡コーチは現役時代、驚異的な勝負強さを誇り、０３年、０５年のリーグ優勝に貢献。０５年は球団歴代最多記録でプロ野球史上でも歴代３位の１４７打点をたたき出した。 【写真】岡田元監督　藤川氏の肩に手をやり「後をやれって言われたん？」「他よりはええわ」 　引退後は阪神２軍コーチ、ロッテの１軍ヘッドコーチなどを歴任。第２次岡田政権が発足した後、２３年１月にタテジマ復帰し、昨季はリーグ優勝と日本一に貢献した。 　今季は前半戦から深刻な得点力不足に陥り、森下、大山、佐藤輝のクリーンアップ３人が２軍再調整するなど苦心した。球団は打撃部門のてこ入れを図っており、オリックス１軍打撃コーチの小谷野栄一氏（４４）の招へいを検討している。 　◆今岡　真訪（本名＝誠、いまおか・まこと）１９７４年９月１１日生まれ、５０歳。兵庫県出身。現役時代は右投げ右打ちの内野手。ＰＬ学園、東洋大を経て１９９６年度ドラフト１位で阪神入団。２０１０年ロッテへ移籍し１２年に打撃守備コーチ兼任。同年現役引退。１６年に阪神２軍コーチ。１８年からロッテ１軍ヘッドコーチなどを歴任。首位打者（０３年）、打点王（０５年）、ベストナイン３回（０２、０３、０５年）、ゴールデングラブ賞（０３年）。