八村塁、チーム最多30得点、6R奮闘 レイカーズはレブロン&AD不在で敗戦 連勝4でストップ 西8位から9位に転落
◆NBA レイカーズ―ティンバーウルブズ(7日、米ロサンゼルス=クリプト・ドットコム・アリーナ) レイカーズの八村塁が、ティンバーウルブズ戦で、今季36試合目の先発出場。36分間プレーし、2試合ぶり2ケタでチーム最多30得点、6リバウンド、1アシストを記録した。チームは117―127で敗れ、連勝は4でストップ。通算45勝34敗となった。西8位から9位に転落した。 八村は第1クオーター(Q)から好調で、最初はゴール下で力強くねじこんで初得点。左コーナーからスリーポイント(3P)も決めた。しかし同Q、レイカーズは大黒柱のアンソニー・デイビスが目元を負傷。第2Q以降、コートに戻ることはなく、前半チームは15点のビハインドで終えた。 第3Qは一時、20点リードを奪われたレイカーズが猛追。一ケタ差になる場面もあったが、最後は10差となった。第4Q、八村は3Pや豪快なダンクで得点を重ねて奮闘したが、差はさらに広がり、ホームで黒星を喫した。 この日、レイカーズはデイビスが第2Q以降欠場し、スーパースターのレブロン・ジェームズが胃腸炎のため欠場。チームの中心プレーヤーを2人欠いた中での戦いだった。 次は9日(日本時間10日)に、ウォリアーズと戦う。 八村は今季自身NBA5シーズン目を迎えた。シーズン序盤は、けがなどで離脱と復帰を繰り返したが、年明けからは安定したパフォーマンスが続く。 2月14日のジャズ戦では、キャリアハイの36得点を挙げ、6本の3Pを沈めた。また、この試合では、アンソニー・デイビスが39得点を記録。同一試合で2人の選手が35得点以上を取るのは、レイカーズでは2003年のコービー・ブライアントとシャキール・オニール以来となった。 3月26日のバックス戦では、16得点、自己最多14リバウンドで今季初の“ダブルダブル”を記録。次戦のグリズリーズ戦では、自己最多7本の3P成功含む32得点、10リバウンドと2戦連続“ダブルダブル”をマークした。3月は14試合中12試合で2ケタ得点を挙げた。
報知新聞社