アダムスゴルフヘッド×グラファイトデザインシャフト。「懐かしいフォルムと打感。でも飛び性能はイマドキ!」 【人気ゴルフ工房のぶっ飛びドライバーをキング・オブ・試打が語る】
いつもどおり弾道計測器にはラプソード『MLM2 PRO』を使用する。「とりあえず、HS42m/sくらいで打ってみましょう」と1球目を打つ堀越プロ。「シャフトが『DI』なので、そこまでつかまらないだろうと思っていましたが、球のつかまりが半端ないですね!」と驚いた様子。「打感もどことなく2代目『M2』らしさがあります。あの当時はカーボンクラウンの影響からか少し硬めな打感で、この『IDEA』も硬質な感じがします。とはいえ、嫌な打感というわけではなく、弾いてくれそうなイメージが湧きますし、飛んでくれる気がします」と好感触。数球打ってみると、「何球打っても1900~2500rpmの間に収まっているので低スピン性能が高いといっていいと思います。9.0度のロフトだからかやや球が上がりづらく、このスピン量であればHS42m/sくらいのゴルファーならまずは10.5度を試してみるのもいいでしょう」(堀越プロ)
なお、ヘッドスピード42m/s前後で5球を打っての平均は下記のとおり。 ボール初速●61.3m/s 打ち出し角●13.7度 スピン量●2302rpm キャリー●223.0Y 総飛距離●244.7Y
総評
「ヘッド後方のウェイトが利いているため、思った以上に球をつかまえてくれます。また、オフセンターヒットしたときのボール初速の減速はそこまでなく、ミスに強いモデルと言えます。ディープフェースなので重心深度は思ったよりも浅く、低スピン性能に優れ、シャローなヘッドなので投影面積が大きく構えたときの安心感につながります。『ディープフェースなのにシャローヘッド?』と言葉にすると少しおかしな表現になりますが、いいバランスでヘッドを作っている証拠だと思います。この『IDEA』はクルマで例えるとアルピーヌ。メインの製品ではないけれど、こだわりが詰まっていて、好きな人はとことん好かれる。そんなヘッドです。シャフトは『ツアーAD DI』でハードではありますが、ヘッドとのバランスはいいです。HS40m/s以下では少し厳しいかもしれませんが、HS42m/s以上あれば、ロフト角やシャフトの重量、フレックスの変更で低スピンの強い球が打てると思います」(堀越プロ)
ヴォクスゴルフ オブ アメリカ
ファッションの街・自由が丘と、スポーツのメッカ・駒沢公園に程近い、目黒区八雲に位置。洗練された街並みに相応しい、明るくファッショナブルな店内に、よりステイタス性と付加価値の高い、USPGA GOODSを展開。 住所/東京都目黒区八雲5-14-19 IST 5010 1階 営業時間/12時~19時(不定休) ☎03-5731-7731
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