【中継】博多三大祭り「放生会」始まる 名物「新ショウガ」「クリア御朱印」「お化け屋敷」 筥崎宮で18日まで
FBS福岡放送
福岡市東区の筥崎宮で、“博多三大祭り”の一つ、福博の街に秋の訪れを告げる放生会が、12日から始まりました。初日のにぎわいを中継でお伝えします。元木さん。
午後5時を過ぎて、また一段と人の数が増えてきた印象です。福岡市東区の筥崎宮です。大勢のお客さんでにぎわっています。 少し涼しい風が吹いてきたのですが、それでも手元の温度計では、まだ32℃を超えています。 筥崎宮の権禰宜(ごんねぎ)さんにお聞きしましたが、以前はこの放生会の時期になると涼しくなっていたのですが、今は放生会が終わっても暑いということです。時代の変化を感じますが、放生会の名物にも変化が生まれています。 放生会は命を慈しみ、秋の実りに感謝する祭りです。ずらりと出店が並ぶ中、こちらでは新ショウガが売られています。無病息災の縁起物とされ、放生会の名物の一つです。
そして、放生会のもう一つの名物が、特徴的な音を響かせる「ちゃんぽん」でした。以前は、筥崎宮で受け取ることができました。 ■筥崎宮 権禰宜・飯田 元矩さん 「ちゃんぽんに関しましては、数年前に作り手の方がお亡くなりになって、後継の方がおられないということで、数年前から販売を休止しています。」 そして、ちゃんぽんとともに、放生会の時期だけ受け取ることができた「おはじき」は、今は一年中、販売されています。 ■元木寛人アナウンサー 「おはじき、ちゃんぽんがずらりと並んでいますね。」 ■飯田さん 「こちらのおはじき・ちゃんぽんの展示場は、今までのおはじきですとか、著名な方に絵付けしていただいたちゃんぽんを展示しています。」
■訪れた人 「あ、IKKOさんのだ。」 ヘアメイクアーティスト、IKKOさんや福岡ソフトバンクホークスの王会長が絵付けをしたものなどが並んでいます。また、壁には2006年から現在までのおはじきも展示されています。 ■訪れた人 「新ショウガすごいよ、これだけでわかる。だけど、大谷翔平(選手)くらい欲しいね。」