NYラジオ司会者が“品位のない豚ども”とドジャース罵倒も…「何を言っているのか分かっていない」ド軍メディアあしらう
ワールドシリーズ第5戦でニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが落球したボールがオークションにかけられ、4万3510ドル(約687万円)で落札された。このボールは、ロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズの記念品などとともにMLB主催のオークションに出品したものだ。 【動画】ワールドシリーズ第5戦でジャッジがまさかの落球 大舞台でジャッジが落球したボールとあって、オークションは大きな話題となった。ロサンゼルスのファンがオークションを楽しんだ一方、大一番で敗れたヤンキースのファンは不満を表明。ラジオ局『WFAN New York』でパーソナリティーを務めるエバン・ロバーツも、そのひとりだった。 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』によると、ワールドシリーズで敗れた悔しさを思い出したのか、ロバーツ氏はラジオ番組内で「品位のない豚ども」とドジャースを罵倒して怒りを爆発させた。 「ドジャースについて、ひとつ言わせてくれ。オークションにかけられたボールを誰が落札したって構わない。素晴らしい野球アイテムだからね。ただ、あのボールをオークションに出品したドジャースは、品位のない豚どもだ。本当にそう思う。素晴らしい瞬間がたくさんあったはずなのに、この行為は信じられない。ヤンキースに対する迷惑行為だ」 こうしたロバーツ氏の発言を取り上げた『Dodgers Way』は、「ニューヨークのラジオ司会者は、自分が何を言っているのか分かっていない。いらだちのエネルギーはドジャースではなく、主催のMLBに向ければいい。品位のない行動で得られた収益は、50年代から60年代にかけて活躍し、殿堂入りを果たしたウィリー・メイズの故郷アラバマ州にあるウィリー・メイズ・パークの改修に充てられる」と、ロバーツ氏の発言は全くの見当違いだと指摘した。 最後に『Dodgers Way』は、「今オフにヤンキースはコディ・ベリンジャーを獲得した。これでジャッジは中堅手から右翼手に戻るはずだ。ジャッジのポジション変更は、ヤンキースファンが決して忘れられない出来事を思い出させるだろう」と、ワールドシリーズでの落球を蒸し返した。 構成●THE DIGEST編集部