ブライトン指揮官が語る三笘薫の良さ 「彼の勤勉さ、毎日のようにベストバージョンになろうとする姿、耳を傾けようとする姿勢」
ブライトンは29日のプレミアリーグ第13節でサウサンプトンとのホーム戦に臨んだ。 三笘薫と菅原由勢が揃って先発し、日本人対決にもなった一戦。29分にタリク・ランプティが右からクロスを上げると、菅原の背後から一気に前を取った三笘がバウンドしたボールに頭でうまく合わせ、先制弾をマークした。 【動画】三笘薫が菅原由勢との駆け引きからヘディング弾 ただ、菅原も際どいシュートで迫るなどで見せ場を作るサウサンプトンも59分にフリン・ダウンズの一発で同点に。67分にキャメロン・アーチャーがネットを揺らした場面もあったが、VARチェックで認められず、1-1で終わった。 最下位に沈むサウサンプトンを相手に勝ち点1止まりなのが悔やまれるところだが、暫定2位に浮上したファビアン・ヒュルツェラー監督はこう振り返る。イギリス『BBC』が報じた。 「ベストゲームではなかった。インテンシティやボールを奪われたときのプレッシャー、チャンスの生かし方においてね。引き分けが妥当だ」 「相手がマンツーマンでプレッシャーをかけにきたら、試合をコントロールするのは簡単じゃない。その解決策を探り、前半こそうまくいったが、後半はできなかった」 そう総括したドイツ人指揮官はまた、2戦連発の今季3ゴール目を決めた三笘の強みにも「彼の勤勉さ、毎日のようにベストバージョンになろうとする姿、耳を傾けようとする姿勢だ」と返す。 そして、改めて結果に「残念だ。ホームで勝って、ファンに改めて勝利をプレゼントしたかったのにできなかったわけだから。だが、これは我々が継続し、勝ち続けていく上でプロセスの一部だ」と続けた。
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