すべてのSNSを遮断してみて、気づいた6つのこと
4. 特定サイトへのアクセスが制限される
FacebookやXのアカウントを削除して初めて、ウェブがどれほどこれらの主要なソーシャルメディアサイトに依存しているかがわかります。 FacebookやXからログインしてアカウントを登録することができない、というだけの理由で、多くの興味深いサービスを見逃してしまうことでしょう。 昔ながらの電子メールによる登録はどこへ行ってしまったのでしょうか?
5. 就職活動の妨げ
ソーシャルメディアに参加しないことでもっとも大きな打撃を受けるのは「就職活動」。最近の求人では、「優れたソーシャルメディアスキル」を条件にすることが当たり前になってきているようです。 職務に必要な実務的スキルよりも、このようなスキルが重要視されるケースがあるのは残念なことだと思います。 「LinkedIn」で最新情報を把握し、Xのチャットに参加し、Facebookグループでディスカッションに参加すれば、間違いなくキャリアを進展させる機会が広がるでしょう(もちろん、これは悪いことではありません)。 そうなれば当然、ソーシャルメディアのプロフィールを復活させたくなるかもしれません。
6. 心に余裕が生まれる
最後に、一番良い点を取り上げましょう。ソーシャルメディアをやめて、最初の数カ月の禁断症状を乗り越えると、心の余裕を取り戻し、それを楽しめるようになります。 ソーシャルメディアのない生活は、とても平和です。 憎悪に満ちたコメントや、政治的な暴言、ばかげた引用、付き合っても良いことのない「知り合い」に日々対処する必要がなくなるのです。また、ソーシャルメディアに関連したセキュリティ上の悩みも少なくなります。 最大の利点は、ほかの人が何をしているかではなく、自分がしていることに、自然と打ち込めるようになることです。1つのことに集中して仕事をするために必要な、精神的な余裕が得られるでしょう。 もちろん、年に何度かは、ソーシャルメディアのフィードに浸りたくなることもあると思います。 そんな時でも、罪悪感を覚える必要はありません。たまには自分を甘やかして、フィードを見てみましょう。 そもそも逃げ出したいと思っていたものをまた目にすることで、状況全体をじっくり見直すことができます。