中央大・藤原監督「とにかく1番楽しく走ってほしい」箱根の悔しさ乗り越え全日本へ 目標は“3強”崩して3位以内【全日本大学駅伝】
全日本大学駅伝の前日監督会見が2日に行われ、前回4位の中央大の藤原正和監督が意気込みを語りました。 【画像】第101回箱根駅伝本選出場校一覧 1月に行われた箱根駅伝では、優勝候補の一角として注目されていた中央大学。しかし、体調不良者が続出するなど、まさかの13位でシード権も逃してしまいました。 先月19日に行われた箱根駅伝予選会で総合6位で来年1月の本選の出場権を獲得。出雲駅伝には不出場だったため、中央大にとっては今大会がシーズン初の駅伝となります。 シーズン最初の駅伝である出雲駅伝では、國學院大學が駒澤大学や青山学院大学を振り切り大会制覇。今大会の目標について藤原監督は「3強と言われる大学の一角を崩して3位以内を目指したいなと考えています」と宣言します。さらに「100回大会の箱根が非常に苦しい駅伝で終わってしまいましたので、学生たちにはとにかく1番楽しく走ってほしいと、苦しかった思いを払拭するような走りをしてほしいと伝えております」と学生にエールを送りました。 箱根予選会では、溜池一太選手(3年)や吉居駿恭選手(3年)ら主力選手を温存。「予選会を走っていない選手を少し多めに登録することができました。強化をしてきた成果かなと思いますのでフレッシュな選手たちがどれくらい走ってくれるのか非常に楽しみにしているところです」と、新戦力の台頭に期待しました。 レースは名古屋・熱田神宮から三重県・伊勢神宮内宮宇治橋前まで全8区間計106.8キロの長丁場。午前8時10分に号砲が鳴ります。 ▽1日に発表された区間エントリー ◆中央大(前回4位) 1区(9.5キロ) 溜池一太 3年 2区(11.1キロ) 岡田開成 1年 3区(11.9キロ) 本間颯 2年 4区(11.8キロ) 浦田優斗 4年 5区(12.4キロ) 東海林宏一 4年 6区(12.8キロ) 佐藤大介 1年 7区(17.6キロ) 吉居駿恭 3年 8区(19.7キロ) 阿部陽樹 4年 補員 山平怜生 4年 白川陽大 3年 吉中祐太 3年 鈴木耕太郎 2年 並川颯太 1年