TBS 日本Sと選挙特番のダブル生中継に言及「難易度の高い二元中継」「事故なく放送することができた」
TBSの社長定例記者会見が30日、東京・赤坂の同局で行われ、27日に放送された、プロ野球の日本シリーズ「DeNA―ソフトバンク」第2戦と第50回衆院選をダブルで生中継する特番「決戦!緊急W中継 SMBC日本シリーズ2024×選挙の日」について言及した。 【写真あり】ホラン千秋「一瞬誰かと…」“昭和アイドル”に大変身!「聖子ちゃんカット似合ってる」の声 合田隆信専務は「第2戦では日本シリーズと選挙のダブル中継の編成いたしました」と報告。衆院選の日程が直前に決定したことに触れ、「なかなか難易度の高い二元中継となったが、事故なく放送することができて良かったなと思っております」と振り返った。 午後6時の試合開始から通常の試合中継を行っていたが、午後7時49分過ぎ、ソフトバンクが6―0リードの5回表になると、中継画面が縮小されて“衆院選担当”の同局・井上貴博アナ、ホラン千秋、石井亮次アナとスペシャルキャスターの爆笑問題・太田光が登場。「日本シリーズは副音声でお楽しみください」と表示され、2画面での同時中継が続いた。 同7時52分に通常の野球中継に戻るも、開票が始まる午後8時直前には再び選挙特番メーンのW中継に。5回にDeNAが2点返した後の6回表からはシリーズメーンの中継に戻り、選挙の結果はL字画面で表示された。 同8時24分にはみたび選挙特番メーンのW中継となり、中継で登場した自民党の自民党の小泉進次郎選対委員長と太田とのやり取りを放送。8分後に横浜スタジアムからの野球中継に戻り、同9時23分に試合が終了。その後ソフトバンク・小久保監督の勝利インタビュー、山川のヒーローインタビューまで放送し、同9時32分からは通常の選挙特番となった。 ネット上では、野球視聴者などからのブーイングや困惑の声が上がり、井上アナは「視聴者の皆さんも野球と選挙を行ったり来たりしてストレスを感じた方も多くいらっしゃるかと思います。大変失礼しました」と“おわび”していた。