大阪・堺市の竹山市長が辞任会見(全文1)私的流用は一切していない
自身の政治資金収支報告書に多額の記載漏れがあった問題で、大阪・堺市の竹山修身(おさみ)市長は22日午後、同市議会議長に辞職願を提出した後、記者会見を行った。 【動画】堺市の竹山市長が辞職願を提出 2億円超の政治資金記載漏れ ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「堺市の竹山市長が辞職願を提出 2億円超の政治資金記載漏れ」の会見開始時間を基準にしております。 ◇ ◇
竹山市長の辞任表明
竹山:まず、今般、私の後援会等の支援者の皆さま方からいただきました浄財につきまして、政治資金の収支報告書に不記載、誤りが多数あり、市民の皆さまに不信感を与え、ひいては市政への信頼を失墜する自体を招いたことを深くおわび申し上げます。本日ここに議会の皆さま方のご意見も承って、この混乱を収束し、この問題の責任を取るため、山口議長に今月30日付をもって、退職する旨の辞職願を提出いたしました。もとより堺で生まれて、堺で育って、市長として9年7月、年中無休で昼夜を分かたず仕事をさせていただくとともに、市民、議会の皆さま方のご厚情を得て、市長としての職務を遂行できたこと、ここに厚く御礼申し上げます。 市民目線、現場主義を基に堺・3つの挑戦、子育て、歴史文化、物づくりにはじまり、安全安心なまちづくりに特に配慮した結果、その成果はそれぞれの施策事業で現在花開きつつございます。今回、政治資金規正法の適切な運用に誤りがあったことによりまして管理、監督の責任を取り、辞職させていただきますが、ご支援いただきました市民団体の皆さまからいただいた浄財を私的に利用すること、つまり【*タクシ 00:03:08】したことは一切ございません。これは記者会見でも申し上げましたとおり、天地神明に誓ってお誓い申し上げます。このことは、私の家族も同様でございます。 しかしながら、法の定める政治活動の公明と公正を確保するための資金管理に多大な誤り、不備があったことはまさしく事実であり、不徳の致すところでございます。任期途中に辞職することは誠に残念でございますが、課題が山積する市政を円滑に遂行するために、ここで一区切りを付けて辞職することを決意いたしました。市民の皆さまに深くおわび申し上げますとともに、今まで本当にありがとうございました。着座させていただきます。 司会:ご質問につきましては、幹事社の毎日新聞からお願いできればと思いますが、よろしいでしょうか。