4月1日付のATP世界ランキング

ノヴァーク・ジョコビッチ（BNPパリバOP）[写真/ゲッティイメージズ]

男子テニスの4月1日付ATP世界ランキングが更新され、N・ジョコビッチ（セルビア）が前週に続き1位をキープした。これにより、7日にはR・フェデラー（スイス）が持つ36歳と320日という史上最年長世界ランク1位を塗り替えることが確定した。 【動画】ジョコビッチがクレーコートシーズンへ準備を開始 36歳のジョコビッチはスポーツ界でも史上最高峰の選手であり、今でもなおトップで活躍している。2017年5月22日に30歳を迎えても衰えることなく、24回あったグランドスラムのうち12回、40回あったATPマスターズ1000大会のうち10回、7回あったNitto ATPファイナルズのうち2回のトロフィーを掲げており、約6年で通算31度のツアー優勝を果たしている。 そのジョコビッチが初めて世界ランク1位を記録したのは2011年7月4日、24歳の時だった。それから約13年間、多くの時間をトップの座で過ごし、7日にはフェデラーが持つ36歳と320日という史上最年長での世界ランク1位を上回ることが決定した。 なお、今季は1月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）に昨年王者として出場し同大会でのマッチ連勝記録を33に伸ばして4強入りするも準決勝でJ・シナー（イタリア）に敗戦。その後、先月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）に今季2大会目として出場したものの、ラッキールーザーとして出場したL・ナルディ（イタリア）に敗れ3回戦で姿を消した。 前週のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）を欠場したジョコビッチは今後、今月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）とムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）への出場を予定している。