ホリエモンも絶賛「プレゼンがレベチ」とSNSで話題に、小学生で起業した13歳社長・レウォンさんが語った「学校の違和感」の中身
幼少期から創意工夫、元素に魅了されて商品開発へ
小学校3年生で「元素」に魅了され、学習用の「元素カルタ」を商品化したレウォンさん。小学6年生で会社を立ち上げ、斬新な商品開発を行っている。「スタートアップ Jr.アワード 2020」での大賞受賞に続き、プレゼン番組では堀江貴文氏に「プレゼン能力が圧倒的ナンバーワン」と大絶賛されるなど、大人の度肝を抜く活躍で、今注目の的だ。小学4年生からは「学校に通わない」という選択をしたが、その理由と現在の心境とは。異彩を放つ13歳にインタビューした。 【元素カルタを写真で見る】元素の身近な用途と解説を読み札、元素のイラストを絵札にしている。東大CAST監修のもと、118個の元素が75枚のカードにまとまっている ――小学生から起業家として商品開発に取り組まれていますが、幼少期は何に興味を持っていましたか? 工作が好きでした。保育園の頃は児童館のアートクラブで工作を教えてもらい、自宅で「こうしたらもっと良くなるかも!」と試行錯誤していました。シャボン玉に絵の具を混ぜて画用紙に乗せたら泡の模様がすごく綺麗だったり、真っ白い靴に画材で色付けしてオリジナルの靴にしたり、色々楽しかったことを覚えています。 あとは読書も好きでした。よく絵本を借りていましたが、いろいろ読むうちに科学系の本に興味を持って。「元素」という言葉が頻繁に出てくるので、何だろうと調べたりしていました。 ――それが、レウォンさんが商品化した「元素カルタ」※につながるんですね。 純粋に、元素ってすごい!面白い!と思ったんです。特に、元素が何に使われるのかに興味がありました。でも、一般には「元素=暗記」「難しい」というイメージがあると知って、「こんなに面白いのに……」と残念に思いました。そこで、「楽しく学べる方法がないなら、自分で作ればいいじゃん!」って。もともとカードゲームが好きで色々自作していたので、元素もカードにしたら楽しくて。いっそカルタにしたら面白そうだなと考えました。 ※元素の身近な用途と解説を読み札とし、元素のイラストを絵札にしたプロダクト。東大CAST監修のもと、118個の元素が75枚のカードにまとめられている