ソウル市東大門区清涼里の総合市場(c)news1

【01月30日 KOREA WAVE】今年の旧正月の祭祀のお膳を準備する費用が昨年より若干減ると予測されている。 韓国農水産食品流通公社（aT）はこのほど、全国16の在来市場と34の大手流通会社で旧正月のシーズン品28品目の価格を調査した結果、平均31万963ウォン（1ウォン=約0.1円）になったと発表した。これは昨年の31万3004ウォンより0.7％下がった金額だ。 業態別では在来市場が27万8835ウォンで前年比1.1％上昇したが、大手流通業者は農畜水産物割引支援拡大などの影響で2.1％下落した34万3090ウォンだった。総費用は在来市場が大手流通会社より18.7％安かった。 品目別では前年の気象災害の影響で生産が大きく減少したリンゴ、梨など果物類は価格が上がった。一方、ランプ肉、バラ肉などの牛肉は価格が安定しており、全体のコストダウンを牽引した。 政府は農水畜産の旧正月用季節物を過去最大規模の26万トン供給し、840億ウォンを農畜水産物割引支援に投入したこと。 ATは「今年の旧正月は政府割引支援比率を20％から30％に引き上げるなど大手流通業者と連係した政府の農畜水産物割引支援拡大効果で、大手流通業者価格が昨年比全般的に下落した」と分析した。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News