『虎に翼』最終週予告。桂場「ご婦人が法律を学ぶことも職にすることも反対だ」の声が途切れた瞬間、よねに向けて轟の檄が飛ぶ。そして寅子はかつての弁護士の法服姿で法廷に立ち…
現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。 「これは…お醤油煎餅かしら?」とたずねる涼子に「なんですって」と強めに反応した寅子。対してよねはお茶を吹き出しそうに… 9月20日放送125回の最後に、最終週の予告が放送され、話題になっています。 *以下第125回のネタバレと次週予告の内容を含みます。 <第125回あらすじ> 桂場(松山ケンイチさん)に真っ向から意見した航一(岡田将生さん)だが、心ならずも寅子にまで心配をかける事態を引き起こしてしまう。 航一と寅子が帰宅すると、星家には子供たちが集まっていた。 審判のあと、訪ねてきた佐江子(辻沢杏子さん)は、寅子に対して驚がくの事実を突きつける。
◆<予告> 最高裁大法廷。弁護人席には弁護士の轟・よねの姿も。 全員が頭を下げる。 年老いた桂場。 轟とよねが鋭い目つきで法壇を見つめる。 頭を抱える寅子。 場面が変わり、甘味と江戸前寿司の店・笹竹。 笑顔の涼子と玉。その横に航一の姿も。梅子とともに笑うヒャンスク。
◆老いた桂場が苦々しい顔で… 苦々しい顔を見せる桂場。 さらに場面が変わり家庭裁判所へ。 寅子の手を振り払おうとする森口美佐江の子・美雪。 必死の形相で美雪に訴えかける寅子。 音羽綾子の前を横切り、部屋を飛び出していく美雪。
◆「はて?」 この間、「私は今でもご婦人が法律を学ぶことも、職にすることも、反対だ。何か動いたとしても、社会は動かないし、変わらん」と老いた桂場の声が背景に流れる。 桂場の声が途切れたところで「いっけぇー!やまだぁー!」との轟の檄が飛ぶ。 声を背景に、法廷に立つよね。 よねは鋭い眼光で「はて?」とつぶやく。
◆法廷に立つ寅子の姿は… 涙を流しながら抱き合う寅子と娘・優未。 寅子が一人、法廷に立つ。 それは、白の刺繍が入ったかつての弁護士の法服をまとった姿でーー。 ーーーーー 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。 日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。 尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
【関連記事】
- 『虎に翼』「これは…お醤油煎餅かしら?」とたずねる涼子に「なんですって」と強めに反応した寅子。対してよねはお茶を吹き出しそうに…視聴者「アドリブで素の姿が」「よねらしからぬ笑い」「ほっこり」
- 『虎に翼』無力感を覚える寅子を置いて、上京していった美佐江。進学先が<東大>という事実に視聴者「この先の美佐江の動向は!?」「光クラブ事件を想起」「もしや東京で再会」
- 明日の『虎に翼』あらすじ。美佐江への対応を誤ったと気落ちする寅子。心配した航一が寅子のもとへ訪ねてきて……<ネタバレあり>
- 92歳の弁護士、手塚正枝さん「朝ドラモデル・三淵嘉子先生は、チャーミングな人だった。親孝行したくてなった弁護士を、細く長く続けて」
- 『虎に翼』視聴者も驚いた寅子の激怒シーン。公式が明かした<穂高先生へ怒りをぶつけた理由>とは…伊藤沙莉さん「それが彼女の愛なんです(笑)」