「早稲田vs帝京」勝つのはどっち 勝負を分ける“カギ”は…ラグビー大学選手権決勝の見どころ
ブレイクダウンは、攻めては自らのテンポを生み出す局面であり、守っては相手の勢いを止める機会となる。準決勝で早稲田は速いテンポの球出しを実現して京産の防御を翻弄し、一方、帝京は明治に自らのリズムを作ることを許さずに勝利した。ここでも厳しいコンテストが予想されるだけに、タックルされた後の身体の使い方やボールの扱い方、サポートに入る選手の位置や速さ、確実に倒すタックルや効果的なカウンターラックなど、基本プレーの習熟度や正確度が試されることになる。 そして、そんな15人対15人のせめぎ合いによる膠着状態を、一つのパス、一気のラン、あるいは、渾身のタックルで打ち破る「Xファクター」の存在の有無が最後に勝負を決める場面があるかも知れない。 会場の都合で国立競技場と比べ収容人数が少ない秩父宮ラグビー場での開催となった決勝。入場券は試合5日前の1月8日の時点で販売終了となった。注目の決戦は13時15分にキックオフされる。
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