希望しかない! 海外でプレーする10代の日本人選手(6)16歳で衝撃のデビュー! 期待しかない大型FW
現在は日本代表の大半を欧州組が占めており、海外クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。
FW:道脇豊(みちわき・ゆたか) 生年月日:2006年4月5日(18歳) 所属クラブ:SKベフェレン(ベルギー) 24/25リーグ成績:15試合3得点0アシスト アンデルレヒトの後藤啓介と同様に身長190cm越えの大型FWとして期待されているのが道脇豊だ。 16歳でロアッソ熊本のトップチームデビューを飾った若きストライカーは、昨夏にベルギー2部に所属するSKベフェレンへの期限付き移籍を決断。後藤や吉永夢希(ヘンク)と同じくチャレンジ・プロリーグ(ベルギー2部)を主戦場にプレーしており、前半戦終了時点で3ゴールとまずまずの活躍を披露している。 気がかりなのは直近の数試合で出場機会を減らしていること。11月23日に行われたモレンベーク戦を最後に先発起用がなく、それ以降に行われた4試合で計29分間の出場に留まっている。間もなく再開する後半戦に向けては、スタメンの座を奪い返したいところだ。 このままSKベフェレンに完全移籍するかどうかは不透明だが、ベルギー2部でも結果を残せればステップアップの可能性も見えてくる。 2シーズン前にSKベフェレンでエースだった当時20歳のティエルノ・バリーはバーゼル、ビジャレアルと着実にステップアップを果たし、今では欧州のビッグクラブも関心を示す有望株へと成長している。彼は同シーズンに20ゴール5アシストと圧巻の成績を残したが、それに追随する存在に成長したいところだ。
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