オジサンだからこそ似合う!いま注目したい小さな高級車たち
■クラスを超えたドライバーズカー!! レクサス「LBX」
また、2023年11月に発売になったばかりのレクサスのコンパクトクロスオーバーSUV「LBX」も、いま注目したい小さな高級車です。レクサスは、「高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代モデル」と表現しており、このLBXにかけるレクサスの意気込みを感じさせます。
ボディサイズは全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mm、ホイールベースは2580mm。ヤリスクロスと同じGA-Bプラットフォームを使っていますが、LBXの全幅は1825mmと、ヤリスクロス(全幅1765 mm)より60mmも幅広ですので、走行性能に安定感があります。またハイブリッドシステムも磨き上げられたそうで、動力や燃費性能の面でも妥協のないつくり込みがされています。
デザイン面では、塊感のあるフォルムや「ユニファイドスピンドル」とよばれるフロントグリルの造形により、プレミアム感とレクサスらしい上質感があります。インテリアはドライバーを包み込むようなトリムの造形で、運転を楽しみたいと思える高揚感を楽しめるでしょう。
価格は税込460万円~と、レクサスNXのベースグレード(NX250:税込455万円)が買えるほどの価格帯ですが、子供が巣立ってダウンサイジングを考えているユーザーや、コンパクトでも出来のいいクルマで日常的に運転を楽しみたい人にとっては、魅力的な選択肢になるのではないでしょうか。
■他にはない個性を追求したBEV FIAT「500e」
最後にご紹介したいのは、FIAT500のバッテリーEV版、「FIAT500e(フィアット・チンクエチェント・イー)」です。1957年に誕生した「Nuova(ヌオーヴァ)500」のデザインをオマージュしたモデルで、フィアット初のバッテリーEVとして2022年4月に登場しました。
ボディサイズは全長3630mm×全幅1685mm×全高1530mmと、日本の道路事情でも扱いやすい大きさであり、歴代チンクエチェントから受け継いだアイコニックなデザインは、親しみを感じさせながらも存在感と個性をしっかり主張しています。