オジサンだからこそ似合う!いま注目したい小さな高級車たち
トヨタ「ヤリス」や「ルーミー」、ホンダ「フィット」など、日本ではコンパクトカーの需要が高い傾向があります。しかしながら、昨今はコンパクトカーのなかでも、高級感やひと味違う個性を持たせたモデルが注目を集めています。肩ひじ張らず、オジサンだからこそ似合う小さな高級車をご紹介します。 いまや1億円以上!レクサスのブランド価値を高めたLFAとはどんな車だったのか?
■刺激的な走りと質感の高さが自慢!! 日産「ノートオーラ」
2021年6月に登場した日産「ノートオーラ」。日産が「上質をまとったコンパクト」とするこのモデルは、いま売れているコンパクトカーであり、ノート全体の新車登録台数のうち約3割がノートオーラとなっています。
ボディサイズは全長4045mm×全幅1735mm×全高1525mm、ホイールベースは2580mm。外観は、精緻な造形のグリルや、3ナンバーサイズの力強いワイドボディ、先進的なイメージのLEDライティング、ファッション性の高いインテリアなど、ノートよりプレミアムな雰囲気を持たせ、パワートレインも、ベースのノートと同様のものを搭載しながら、ノートの85kW(116ps)/280Nmというスペックに対して、100kW(136ps)/300Nmと出力を向上。ノートの2割増しのパワーですから、ゆとりの運動性能を楽しめます。
そして何より、ノートオーラはインテリアのクオリティが非常に高いです。12.3インチのフルTFTメーターは、欧州プラミアムコンパクトとも互角に戦えるほど、サイズも十分に大きく、かつ視認性もよく、本革ステアリングも標準装備、また、売れ筋のG leather editionのダッシュボードやセンターコンソールを覆う木目調パネルは、木目の凹凸を表現した微細加工を施し、艶を抑えた表面となっており、モダンリビングの元祖、「初代ティアナ」にあった木目ダッシュボードのよう。
価格は269万9400円~と、標準車のノートよりも50万円ほど高くはなりますが、走りの性能や内外装の質感を考えると、コスパは高いといえるでしょう。実用的でありながらも胸のすくような加速を味わいたい、日本の道路事情にマッチした高級感のあるクルマに乗りたいと考える全ての世代に刺さるクルマではないでしょうか。