北村有起哉「親子げんかをすればよかった」 朝ドラ「おむすび」で念願の父親役熱演 亡き実父への思い語る
30日、NHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の第23話放送後、番組公式サイトにて俳優・北村有起哉(50)のインタビューが公開された。北村は同作品で主人公・結(橋本環奈)の父、聖人を演じている。 【読まれてます】2024年10月28日のランキング(エンタ・ボックス) 出演が決まった時の気持ちを問われた北村は、「役者を始めた19歳の下積み時代に無謀な目標を掲げまして、そのひとつが朝ドラのヒロインの父親役を演じたいということでした」と振り返った。 「父の北村和夫が『おしん』のしゅうと役を演じていたというのも理由のひとつだったかもしれません。役者として父を超えてやるという若気の至りもありました」と、亡き父への思いも明らかにした。 北村の父であり、俳優の北村和夫さんは1983年から1984年のNHK連続テレビ小説「おしん」で、主人公の夫・竜三の父である田倉大五郎を演じていた。 北村演じる聖人は父親である永吉(松平健)との折り合いが悪く、親子げんかをするシーンも多い。 北村はインタビューの中で、「僕の父はもう他界していて、振り返ってみると、生前に親子げんかをしたことがなくて。」「こうやって親子げんかをすればよかったなと少し感傷的になり、僕にとっては大切なシーンになりました」と語った。 北村の演技はSNSでも反響を呼んでおり、第23話の放送後には「表情の作り方がすごい」「視線の送り方や一瞬の表情など丁寧な演技に引き込まれるわ…」と称賛が送られた。(エンタ・ボックス)