仕事のやりがいや大変さを聞く 館山中1年生の生徒たちがさまざまな職業人に「インタビュー」(千葉県)
館山市の館山中学1年生の生徒たちが、さまざまな職業の13人を招いて「職業インタビュー」を行った。生徒たちは、講話やそれぞれの職業の内容について話を聞くことを通して仕事のやりがいや多様な生き方を学んでいた。 キャリア学習の一環として、職業選択について考える機会にしてもらおうと昨年から始め、今年が2回目。地元の和菓子職人や理容師、警察、自衛隊、新聞記者、スポーツトレーナー、プログラマーなど11業種の人たちが講師として登壇した。 生徒らは興味のある職業を二つ選び、それぞれ講師が控える教室へ。講話を通して仕事の内容ややりがい、大変さなどを聞いた後、インタビューを行った。講師の話を掘り下げ「どうしてこの仕事に就こうと思いましたか」「どんなことに気を付けて仕事をしてますか」「一番大変だったことは何ですか」などと積極的に質問。説明に耳を傾けていた。 プログラマーの講師の話を聞いた谷中殊優さんは「難しそうなイメージがあったけど、初心者でもチャレンジできると分かり、面白そうで少し興味が出た。将来はゆっくり生活できる仕事に就きたいと思っているので、もっと進路について考えていきたい」と話していた。