2024年「今年の漢字」は「金」に決定! “3年ぶり5回目”の選出理由に「金メダル獲得」「新紙幣発行」「裏金問題」「闇バイト」など
その年の世相を漢字1文字で表現する「今年の漢字」が12月12日、京都・清水寺で発表されました。2024年を表す漢字は「金」でした。 【画像】2024年の「今年の漢字」
2024年「今年の漢字」は「金」!
「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が毎年12月に発表しているもの。11月1日から12月9日(Web応募)までの応募期間中に全国から22万1971票の応募があり、1位の「金」は1万2148票を獲得し、これで5回目の選出になります。2位以下には「災」(9772票)、「翔」(7487票)、「震」(7427票)、「新」(6545票)が続いています。 「金」の選出理由としては、パリ五輪・パラリンピックで多くの金メダルを獲得したことや、佐渡金山が世界遺産に登録されたこと、新紙幣の発行など“光”の側面のほか、政治の裏金問題や闇バイトによる強盗事件、止まらない物価高騰など“影”の側面も注目されたことが挙げられました。
「今年の漢字」は今年で30回目
「いいじいちじ」と読む12月12日の「漢字の日」に、1995年から発表している「今年の漢字」は2024年で記念すべき30回目を迎え、例年通り清水寺奥の院の舞台において森清範貫主による揮毫で発表されました。 直近の5年間を見ると、2023年は「税」、2022年は「戦」、2021年は「金」、2020年は「密」、2019年は「令」がそれぞれ選ばれています。
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