ソフトバンク・小久保裕紀監督(写真：時事)

◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム8-5ソフトバンク(4日、みずほPayPayドーム) 【画像】柳田悠岐選手のケガについてコメントする小久保裕紀監督 3点リードの9回に一挙6点を失い逆転負けを喫したソフトバンク。試合後に小久保裕紀監督が最終回の投手起用について振り返りました。 セーブシチュエーションということで9回を託されたのは松本裕樹投手でした。しかし制球が定まらず、先頭の松本剛選手に四球を与えてしまいます。すると倉野信次投手コーチがマウンドへ向かい、松本投手の状態を確認。ベンチへ合図すると小久保監督がベンチを出て交代を告げ、松本投手は降板となりました。 小久保監督は松本投手について「(状態が)あまり良くなかったんで、ブルペンで。詳しくはまだ聞いていないですけど」と交代理由を明かしました。 試合はその後、ノーアウト1塁の場面で緊急登板したルーキー・大山凌投手が日本ハム打線につかまり同点に追いつかれると、大山投手の後を継いだ同じくルーキーの岩井俊介投手も、水谷瞬選手にタイムリー、清宮幸太郎選手に2ランを浴びるなど、流れを止めることができませんでした。 小久保監督は「ルーキーたちに責任はない」とコメント。さらに、「幸いにもここまで貯金があるので、切羽詰まっていたら浮き足立つ敗戦になるでしょうから。もう一回、戦い方を変えるということです」と前を向きました。