日本勢対決を制した富士通が国際大会で優勝…23得点15リバウンド6アシストの宮澤夕貴がMVP受賞
8月31日から9月8日にかけて韓国で「2024ウリ銀行 パクシンジャカップ」が行われ、Wリーグから富士通レッドウェーブ、トヨタ自動車アンテロープス、日立ハイテククーガーズが参戦。決勝戦ではトヨタ自動車との日本勢対決を制した富士通が初優勝を飾った。 第1クォーターで11点のリードを奪った富士通だが、前半を終えて32-28と詰め寄られる展開。それでも、後半に再び突き放し、76-55と21点差で快勝した。 23得点15リバウンド6アシストを記録した宮澤夕貴が大会MVPを受賞。クラブのXに投稿された動画を通じて「優勝したい気持ちより、今回の大会は富士通のバスケットをしっかりやって、大会をとおして成長することが目標でした。それが優勝という形につながって良かったです」と振り返った。 今シーズンの目標を聞かれると、「3ポイントだけではなく、アシストやドライブなどいろいろなプレーの幅を昨シーズン以上に広げていきたいと思っています。安定したプレーをして、チームに貢献したい思いです」とコメント。10月12日に国立代々木競技場 第二体育館で行われるアイシンウィングスとのWリーグ開幕戦に向け、「今まで一緒にやってきたチームメートが3人いるので、なおさら楽しみです。多くのファンの方が会場に来てくだされば、自分もうれしいです。Wリーグの大会ももっと盛り上がると思うので、ぜひ会場に足を運んでください。待っています。頑張ります」とメッセージを送った。 日立ハイテクは予選グループ敗退。奥山理々嘉は「普段気づけない改善点がわかった大会になったと思います」と話し、「残りの期間でしっかりと課題を修正し、一人ひとりがコートに立つ時に責任感を持って、プレーしていきたいと思います」と今後に向けて意気込んだ。
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