高杉吏麒が北の大地で大暴れ! 函館で2日連続のマルチV「安全な競馬を心がけて流れに乗っていきたい」
ルーキーの高杉吏麒(18=栗東・藤岡)が、16日の函館6R(3歳未勝利=芝1800メートル)でオトコギアンパン(牡・小栗)に騎乗し優勝。1Rに続いてこの日2勝目を手にし、前日(函館1、8Rで2勝)から自身初となる2日連続でのマルチVとなった(JRA通算14勝目)。6レース終了時点で先週からスタートの函館競馬では6勝でリーディングトップに立っている(次位は4勝の武豊と北村友)。 オトコギアンパンは前日に落馬負傷した斎藤からの乗り替わり。高杉は「(斎藤)新さんから急きょの乗り替わりで、無事に勝つことができました」としたうえで「気が悪いと聞いていたので気をつけて乗りました。道中でやめようとしたり、反抗するところはあったけど、確認しながら最後にしっかり反応できるよう準備しました」とレースを振り返った。 新人騎手では次位の吉村(8勝)に大きく差をつけるトップの勝ち星。開催リーディングにも手が届く勢いだが、8日の函館5R(ヒデノブルースカイに騎乗し1着)での内斜行で2日間の騎乗停止処分を受けた(期間は22、23日)ばかり。「(2日間で)4勝できたのはうれしいですが、他の馬に迷惑をかけずに走れたのが良かったです。4勝できたんで、安全な競馬を心がけて流れに乗っていきたい」と改めて気持ちを引き締めていた。
東スポ競馬編集部