世界15位ルーネ 全米オープン2年連続で初戦敗退<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間27日(現地26日)に男子シングルス1回戦が行われ、第15シードのH・ルーネ(デンマーク)は世界ランク50位のB・ナカシマ(アメリカ)に2-6, 1-6, 4-6のストレートで敗れ、2年連続初戦敗退となった。 【錦織圭vsヴィンセント ルジェリ 1ポイント速報】 21歳で世界ランク15位のルーネ。全米オープンとは相性が良くなく、初出場となった2021年は初戦敗退、2022年は3回戦進出をしたものの、昨年は1回戦で敗れている。 7月にコーチの1人であるパトリック・ムラトグルーと別れたルーネは今季、手首の負傷に悩まされ、パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)などを欠場。それでも北米のハードコートシーズンで復帰を果たすと、シンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)ではM・ベレッティーニ(イタリア)、G・モンフィス(フランス)、J・ドレイパー(イギリス)らを下し4強入りしている。 この試合、序盤からミスを連発したルーネはアンフォーストエラー30本とダブルフォルト5本を記録。5度のブレークを許すと、リターンゲームでは1度もブレークを奪うことができず、1時間55分で完敗となった。 勝利したナカシマは2022年以来2年ぶり4度目の全米オープン初戦突破。2回戦では世界ランク91位のA・カゾー(フランス)と対戦する。カゾーは1回戦で同213位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)を下しての勝ち上がり。 同日には第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)や第6シードのA・ルブレフ、第12シードのT・フリッツ(アメリカ)、第18シードのL・ムセッティ(イタリア)らが初戦突破を決めた。