「バードストライク」の可能性…韓国南西部の空港で旅客機着陸失敗し炎上少なくとも120人死亡 地元消防「搭乗者の大半死亡と推定される」発表 韓国メディア
韓国南西部の空港で29日朝、チェジュ航空の旅客機が着陸に失敗して壁に衝突し、韓国メディアは、炎上した事故で死者の数は、少なくとも120人に上ると報じました。 【画像】激しく黒煙上がり…旅客機が炎上した韓国南西部の空港の様子 地元メディアは、エンジンが鳥を吸い込むなどする「バードストライク」が起きた可能性があると伝えています。 韓国南西部の務安空港で29日午前9時過ぎ、タイ・バンコク発のLCC・チェジュ航空の旅客機が何らかの理由で胴体着陸を試みたところ失敗して壁に衝突し、炎上しました。 韓国メディアによると、旅客機には乗客乗員181人が搭乗していて、機体の後方から2人が救助されましたが、少なくとも120人が死亡したと報じました。地元の消防当局は、搭乗していた人の大半が死亡したと推定されると発表しました。 乗客175人のうち173人が韓国人で、2人がタイ人ということです。 韓国の通信社「聯合ニュース」は「旅客機が着陸する直前に鳥の群れと正面衝突し、エンジンに吸い込まれたような音がした共に右側のエンジンから火が出た」という目撃者の話を伝えていて、旅客機がバードストライクによって胴体着陸を余儀なくされた可能性があるとみられています。
フジテレビ,国際取材部