「はんざいぼうし」 文字入りリンゴで犯罪防止をアピール 高校生が育て、収穫【長野・安曇野市】
安曇野市で高校生と警察がリンゴの収穫をしました。しかしこれ、ただのリンゴではありません。犯罪防止をアピールする変わり種です。 南安曇農業高校のリンゴ農園。高校生たちが育てた「フジ」300個を警察官や地域のボランティアの人たちと一緒に収穫しました。 ■南安曇農業高校2年生 「食べられるんだ、うれしいなっていう気持ちになる。自分からしたら全部おいしそう」 ■安曇野少年警察ボランティア 「青空の下でやるっていうのが楽しい。高校生とやるっていうのも楽しい」 このリンゴ、表面には「はんざいぼうし」の文字と、安曇野警察署で4月にデビューしたイメージキャラクター「龍まるくん」のイラストがデザインされています。 防犯意識を高めてもらおうと犯罪を「断つ(龍)」。そんな思いが込められています。 ■安曇野警察署生活安全課・矢口護 防犯指導係長 「先日、安曇野市居住の人が1億円超えの詐欺被害に遭ったので、手に取ってもらった人には防犯意識を高めてもらいたい」 収穫したリンゴは来月の啓発活動などで配られるということです。