キエッリーニ氏がポルトガル代表レオンを酷評「C・ロナウドと合わない。彼は“良い控え”」
元イタリア代表DFのジョルジョ・キエッリーニ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組内で語り、ミランに所属するポルトガル代表FWラファエウ・レオンを酷評した。 前回のEURO(ユーロ)覇者キエッリーニ氏は、グループFを2勝1敗で首位通過したポルトガルを分析。2試合で先発出場したレオンは、FWクリスティアーノ・ロナウドの最良のパートナーではないとの見解を示している。 「レオンが最高のパートナーだとは思わない。C・ロナウドのプレースタイルなら、ポジションチェンジができる(ディオゴ)ジョタの方がずっとうまく機能する。レオンはいつも余計な1タッチをするのでリズムが合わない。レオンはC・ロナウドにとって適切な選手ではない。逆の立場でも同じだ。しかし監督の(ロベルト)マルティネスが決めるべきことだ」 さらに元ユヴェントスのレジェンドは、ミランの10番に対する批評を続けた。 「彼は数字の面で結果が出せておらず、潜在能力の多くを発揮できていない。彼が今後、ゴールやアシストを記録できるようになるために頭の中でスイッチを入れられるのかどうか、それは分からない。彼は現在、EUROやチャンピオンズリーグのような大会で優勝を目指すチームにおいて、レギュラーというより、“良い控え”だと考える」 「ヴィニシウスや(キリアン)エンバペとの比較だが、どうしてあのレベルであると言えるのか。強いし、評価額は1億~1億5000万ユーロ(約172~258億円)とされている。だが、そのレベルと比較するのなら、レオンはそのレベルにない。『素晴らしい選手、うまい選手』と言われれば、その通りだ。だが比較の対象を引き上げるレベルには到達していない」